最新大学受験・教育ニュース

2017/11/29
九州大学 平成30年度一般入試における宿泊先確保を奨励
九州大学では、平成30年2月25日(日)、26日(月)に実施する一般入試前期日程の受験者に、今から宿泊先を確保するよう呼びかけている。福岡市内では、この前後にイベントなどの開催が予定され、宿泊先の確保が困難になると予想されている。

平成29年度の入試でも、同様の理由で福岡市周辺の宿泊施設不足が問題となったことが想起される。受験生の宿泊予約は九州大学生活協働組合のウェブサイトでも行えるので、安心して戦うための布石を打っておこう。

受験生・新入生応援サイト(九州大学生活協同組合)

ウェブページ(現在メンテナンス中。24日受付再開予定)

九州大学 平成30年度一般入試における宿泊先確保を奨励に関する詳細は、同大学のウェブページから。

〔2017/11/22 東進タイムズ〕

306-1.jpg

2017/11/28
中学入試にどう影響する? 新学習指導要領の考え方 [中学入試]

2017年3月に告示され、小学校は2020年度、中学校は21年度から全面実施される新学習指導要領。英語が小学校5年生から教科となること、問題を自分で見つけて解決する力を育てる「主体的・対話的で深い学び」、いわゆるアクティブ・ラーニングが全教科で導入されることが大きなポイントです。
今回は、新学習指導要領の考え方が、中学入試にどのような影響を与えているかについてお話しします。
.

「主体的な学び」の第一歩は、学んだ知識を自分なりに「使う」こと

最近、長く基礎英語の監修に携わられ、中央教育審議会で教育課程部会のメンバーでもある東京外国語大学教授の投野由紀夫先生にお話を聞く機会がありました。
2020年度からは、今の中学1・2年生で学んでいる英語の内容が、小学校5・6年生のカリキュラムに入ることになります。また、単語や文法の知識・理解だけでなく、場面に応じて「使える」ようにすることが、新学習指導要領のポイントです。
「こんな場面では、こんな語彙と文法が使える」というふうに、知識を場面ごとに再構成し、適切な言葉として出てくるように訓練する必要があるのです。

とはいえ、学んだ知識を場面に応じて「使う」トレーニングは、まだなかなか学校現場に浸透していないので、学校によって取り組みに違大きくいが出るのではないか、と先生はおっしゃっていました。子どもによって「単語はわかるけれど、表現として口から出てこない」「言葉を組み合わせる力はあるけれど、語彙が足りない」など、個人差も大きくなるので、中学に入った段階で学習履歴や到達度をチェックして、個別に力をつけてあげる対応が必要になるかもしれません。

新学習指導要領において、学んだ知識を「使う」力は、英語に限らずすべての教科で大切なポイントとなっています。学んだ知識がそのまま頭に入っているだけでは「主体的」「対話的」になることは難しいでしょう。
算数や理科で学んだ原理や法則、社会で学んだ歴史や社会のしくみなどを、必用に応じて頭の中から引きだして使い、問題解決に役立てることが求められているのです。
ちなみに、PBL(Project Based Learning、課題解決型授業)を早くから取り入れている欧米では、提示された課題に対してグループで考えさせる課題解決型の教科書がしばしば採用されています。(たとえば英国の算数の問題群『BowlandMaths』など)。


「グローバル」「アクティブ」な取り組みに成果が見え始めた学校に志願者が集中

新学習指導要領の方向性が明らかになった2015年頃から、数多くの私立中高一貫校が「アクティブ・ラーニング」や「グローバル教育」を掲げ、一歩先んじた取り組みを行ってきました。
それから約3年が経ち、難関大学への推薦・AO入試や海外大学の合格者が出るなど、各校の取り組みの成果が見え始めています。模試などから今年の受験生の動向を見ると、そのような学校に志望者が集中する傾向が顕著に表れています。「探究」「課題研究」などのアクティブ・ラーニング型の授業をカリキュラムの中心に据えたり、大学の研究にも通じるような先端的なグループ研究を進めている学校もあります。

アクティブ・ラーニングには前提となる教科の基礎力も必要ですし、生徒の発言を引き出す先生のファシリテート力も重要となります。基礎力を効率よく充実させるため、反転学習(ICT機器などを用い、基礎は身につけた上で授業に臨む)や個別学習を取り入れる、アクティブ・ラーニングのためのファシリテート研修や研究会を行うなど、各校で様々な努力が続いています。
.

「情報公開が進んでいる」ことが学校選びのひとつのめやす

新学習指導要領の方向性を見据えて志望校を選ぶ際、ひとつのめやすとなるのが、各校の情報公開のしかただと思います。
たとえばグローバル教育が進んでいる学校では、海外大学への進学実績や留学実績等のほか、英語の外部検定試験の目標とその達成率を公表したりしているところもあります。アクティブ・ラーニングに自信のある学校は、頻繁に公開授業を行ったり、ホームページなどで生徒の研究成果を発表したりしています。
身につけた基礎力を、わが子が自分で「使う」場面がどれだけ用意されているか。それを、公開された情報や学校現場で見極めることが、これからの学校選びのポイントかもしれません。

[ベネッセ教育情報サイト 11/28(火) 10:00配信]
2017/11/27
受験勉強から出願まで チェックしておきたい3つのこと

冬休みの過ごし方は、受験生にとって非常に大切です。とはいえ、年末年始の気ぜわしい時期なので、勉強に身が入らないまま終わってしまうということにもなりがちです。また、年明け以降は、受験に関する事務手続きの締め切りも迫ってきます。
今回は、冬休み前に、保護者に留意していただきたい3つの点についてお話しします。
.

1 冬休みの学習法を確定する

冬休みは家庭学習か、あるいは塾などの冬期講習を利用するか……など、休み中の学習法について迷っていらっしゃるご家庭も多いかと思います。
冬休みに集中して取り組んでいただきたいのは、苦手単元の克服と、志望校の過去問題です。この課題をクリアするために、どんな学習法が適切かをお子さまと話し合って決めてください。たとえば、「午前中は図書館に出かけ、そこで過去問に集中して取り組む」「強化したい苦手単元があるので、その単元に特化した冬期講習を受講する」など、お子さまが、集中できる学習法を自分で選べるようにしましょう。

なお、冬期講習には、頑張っている他の受験生に刺激をもらえる、塾の自習室を使えるといったメリットもありますが、「みんなが通っているから」と、漠然と通うだけでは実力はつきません。まずは学習目的を明確にし、利用する場合は、必ず冬期講習の復習の時間をとるようにしましょう。
.

2 受験に関する事務手続きの整理をする

年明け以降は、出願、受験料の振り込み、入学金の振り込み、入学手続き……と、様々な事務手続きの締め切りが迫ってきます。直前になってバタバタしないように、手続き事項のスケジュールをまとめておきましょう。また、何かとせわしない年末年始に入る前に、進められる手続きは、余裕をもって行っておきたいものです。
「まさか」とお思いかもしれませんが、複数の高校を受験する場合、願書の締め切り日や振り込み先の銀行を取り違えるケースもあります。また、最近は高校入試もウェブ出願が増えています。締め切り日当日、回線にトラブルが起こり、インターネットにつながらない、スマートフォンからは手続きができないと直前に気づいて慌てる、といったことも起こりえます。

こういったミスを防ぐために、「受験ノート」を作るなどして、前半は日程別、後半は学校別に必要な手続きの内容をまとめておき、双方の観点から手続きをチェックすると、ヌケ・モレを確実に防ぐことができ、おすすめです。パソコンやスマートフォンのスケジュール管理機能を利用する方法もあります。

3 集中力を発揮しやすい環境をつくる

この時期、まだのんきな様子に見えても、実際はかなりプレッシャーを感じている子どももたくさんいます。気持ちは焦っているけれど、年末年始のはなやいだ気分につい流されてしまい、後で自己嫌悪におちいる、といった子どもの声もよく聞きます。家族に対しては、「受験生だからと、気を遣われすぎるのはイヤ」「でも、さりげなく応援はしてほしい」そんなふうに考えている子も多いようです。

物事に最も集中できるのは、目の前の課題に自分なりの方法で取り組み、少しずつ前に進んでいる……そんな手ごたえがあるときではないでしょうか。子どもたちは今、そのような手ごたえを求めて模索を続けているところかもしれません。

お子さまの性格にもよりますが、「年末年始の気分に流されすぎない」、だからといって「ピリピリもしすぎない」ほどよい緊張感の保たれた環境が、学習により集中しやすいようです。
保護者のかたにも、疲れやストレスがたまりやすい時期でもありますので、ご自身の体調にも気を配られ、冬休みに向けて環境整備を進めてあげてはいかがでしょうか。


[ベネッセ教育情報サイト11/26(日) 12:01配信]
2017/11/22
採用現場で「AI面接官」は普及するのか
 最近、採用業務のデジタル化が急速に進んでいる。例えば、ソフトバンクは2017年5月、新卒採用のエントリーシート(ES)の評価に米IBMのAI(人工知能)「Watson(ワトソン)」を活用すると発表した。

 過去のES選考のデータを学習したワトソンが合否判定をしており、これまでES処理に掛かっていた時間を75%も削減したという。

 実は、こうした採用の効率化の動きはESだけでなく、「面接」にも及んでいる。採用支援事業を展開するタレントアンドアセスメントは今年8月、AIを活用した採用面接サービス「SHaiN」(シャイン)リリースした。

 スマートフォンやソフトバンクの人型ロボット「Pepper」を通じて面接を自動で行うことができ、受験者の資質を分析してくれるという。「リリース直後から大手企業や行政(市役所)などから引き合いがくるなど、滑り出しは好調」(同社)のようだ。

 着々と進む採用業務の自動化――。「人がやるもの」と考えられてきた面接業務もAIが担う時代が来るのだろうか。タレントアンドアセスメントの山崎俊明社長(以下、敬称略)に「AI面接」のメリットやニーズについて話を聞いた。

●受験者をより細かく分析できる

――人の代わりに面接をするサービス、「シャイン」について教えてください。

山崎: 受験者の母数が最も多い「1次面接」を、音声認識機能を持ったシャインが代わりに面接して、評価をしてくれます。当社ではもともと、人物の資質を評価するための仕組みを顧客に提供してました。質問への回答内容から、受験者がどのような資質を持っているのかを分析する面接マニュアルのようなものです。そのメソッドを今回のサービスに応用しています。

――具体的には、どのようにして面接を行うのですか?

山崎: 受験者は場所を気にせずにスマートフォンやタブレットなどで受験をすることができます。また、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」にも対応しているので、企業で筆記試験などを受けた後に、Pepperに面接を任せるといった運用も可能です。

 音声で読み上げられた質問に対して受験者が口頭で回答し、面接を進めていただけます。

 答え方が抽象的で具体的ではないときも、人と同じように回答の趣旨を理解するまで掘り下げて質問してくれるのが特徴です。

 例えば、「学生時代に最も努力した経験は何ですか?」という質問に対し、受験者が「アルバイトです」と答えると、「何のアルバイトですか?」「どのように努力したのですか?」と、具体的な回答になるまで自動的に掘り下げていきます。質問は100通り以上用意していますが、次の質問に移るべきかどうかも自ら判断し、受験者の資質を見抜くまでしっかり面接をしてくれます。

 評価については、「自主独立性」「バイタリティー」「柔軟性」「ストレス耐性」など、11項目の資質を分析します。応募者が多く、面接時間をあまり確保できない企業の場合、ここまで多角的に分析することはできません。しかし、シャインを使えば時間を気にせずじっくりと質問ができます(最大90分間)。「ヒアリング」を自動化することで、企業は受験者をより細かく分析することができ、同時に採用業務を劇的に効率化できるようになるわけです。

●受験者にもメリットがある

――しかし、面接を機械に任せてしまうと受験者の雰囲気や、いわゆるコミュニケーション力などが判断できないのではないでしょうか。

山崎: 実は、カメラによる映像分析も加えておりますので、その心配はありません。端末のカメラで面接の開始時と終了時の表情を撮影するほか、面接中にもランダムで撮影し、表情や態度の変化を記録しています。

 また、コミュニケーション力というのは、いかに饒舌(じょうぜつ)に話せているかというよりも、きちんと会話のキャッチボールができているのかということです。

 ですからシャインの質問に対して、的確に答えられているのかを分析することで、表現力、理解力、コミュニケーション力などを判断することができます。

――受験者としては、やはり人に面接して判断してもらいたいのではないでしょうか。

山崎: 意外かもしれませんが、今夏に朝日新聞が実施した調査で、人が行う面接よりも、判断基準が統一されたAI面接の方が好感が持てるという結果も出ています。人の場合、どうしても属人的な判断に頼らざるを得ない部分があります。面接を受ける順番などで印象も異なりますし、誰が面接官になるのかによっても結果が変わってしまうからです。

 機械であれば、そうしたいわゆる“運”に左右されません。公平な判断をしてくれるという点で、受験者もメリットを感じています。

 また、受験者も好きな場所、タイミングで受験ができるので、就職活動を効率よく進められますし、交通費も掛かりません。結果として、より多くの企業を受けることが可能になります。

 企業としても、面接のシステム化は喫緊の課題です。1次面接で聞いたことを2次面接でも聞いていたり、逆に聞き漏らしてしまうなど、これまでの面接はシステム化されてないが故に非効率でした。質問自体が統一されていないようなケースもあります。

 また最近では、圧迫面接をしてしまったために「ブラック企業」という印象を世間に広めてしまい、評判を自ら下げてしまうケースも出てきています。属人的なやり方では、面接自体がリスクにもなってしまうのです。

 こうした現状を重要課題と捉え、シムテム化していこうと考える企業は少しずつ増えています。具体的な数字はお答えできませんが、中堅・大手企業だけでなく、最近は行政(市役所)からも導入したいとの声をいただいています。

●昔よりも「選び抜く力」が求められるようになった理由

――ESの選考をAIで効率化するなど、選考プロセスを効率化する事例が増えてきました。その背景は何でしょうか。

山崎: 昔と比べて「選び抜く力」が重要視されるようになってきたからです。

 これまでは主に、「受験者を集める」「入社させる」という2つが人事業務において評価されており、選び抜く力はあまり重視されていませんでした。昔は、今のように学生全員が希望する企業を自由にエントリーすることができなかったので、そもそも受験者の母数が少なかったからです。

 企業は「応募用はがき」を希望の大学だけに送り、その中から内定者を選んでいました。しかし今は、「リクナビ」「マイナビ」などの求人サイトで誰でも簡単にエントリーができます。ダイバシティー(多様性)の流れもあり、企業側も広範囲(さまざまな大学)から学生を採用することが求められています。受験者の母数がかなり増えたわけですから、企業側の、選び抜く力が求められてくる。

 最近よく「優秀な学生がいない」という声を企業から聞きますが、それは昔より優秀な学生が減ったのではなく、受験者の母数が多すぎるために、見つけるのが困難になっているからです。

 また、面接官の人数には限りがあります。特に人気企業の場合、大量の受験者を面接するわけですから、1人当たりの面接時間は限られてしまいます。しかし、短い時間の面接では、受験者の資質を見抜くことはできませんし、それで合否を決めてしまうのは受験者にとっても不本意ですよね。こうした課題を解決するために、採用業務の自動化が重視されるようになってきたということです。

 さらに、コスト(人件費)をできるだけ抑えて生産性を高めなければいけません。受験者が1〜2万人を超えるような企業の場合、面接スタッフを1000人ほど投入していますが、面接をしている時間は本来やるべき仕事もストップしてしまいますので、大きなコストが掛かっています。

――面接の自動化を進めることで、採用担当者はどのような業務により注力できるようになるのでしょうか。

山崎: 煩雑だった業務から解放されることで採用担当者は入社してほしい人を「口説く」ことに時間を使えるようになります。自社の魅力を伝えていくことはAIやロボットには任せられません。受験者とコミュニケーションをとり、入社の動機付けをしていくことが、人事の重要な役割になっていくでしょう。

[ITmediaビジネス 11/22(水) 11:15配信]
2017/11/21
【高校受験2018】北海道公立高校入試、募集定員は前年比240人減
 北海道教育委員会は平成29年11月14日、平成30年度(2018年度)北海道立高等学校の生徒募集人員を発表した。公立高等学校配置計画によると、余市紅志など5校で学級数を増やす一方、札幌厚別など9校で学級数を減らす。

 平成30年度北海道立高等学校の生徒募集人員は、各学校の学科ごとの募集人員を一覧表にまとめている。たとえば、札幌東と札幌西、札幌南、札幌北は全日制でそれぞれ320人募集する。

 公立高等学校配置計画によると、平成30年は中学校卒業者数が推計4万4,975人、公立高等学校全日制の募集定員が3万3,940人を予定している。ただし、募集定員(計画)が高校入試の募集定員と同じであるとは限らない。高校入試の募集定員(確定)は平成30年1月に公表予定。

 学級数を増やす学校は、余市紅志(総合)と名寄(普通)、本別(普通)、白糠(普通)、標茶(総合)の5校でそれぞれ1学級増やす。一方、学級数を減らす学校は、市立滝川西(商業・大学科)、札幌南陵(普通)、札幌厚別(総合)、石狩南(普通)、市立函館(普通)、旭川北(普通)、旭川工業(自動車)、帯広三条(普通)、釧路江南(普通)でそれぞれ1学級減らす。また、再編整備により、小樽商業の商業科と情報処理科、小樽工業の電子機械科と電気科、建設科でそれぞれ1学級減らし、新設校で4学級増加。留萌(普通)で4学級、留萌千望(電気・建築、情報ビジネス)で2学級を減らし、新設校で6学級増加。新設校2校をあわせると、10学級が設けられる見込み。

 北海道立高等学校入学者選抜日程は、推薦入学面接日が平成30年2月14日(水)、学力検査日が3月6日(火)、合格発表日が3月16日(金)。

[リセマム 11/20(月) 19:15配信]
2017/11/20
英語試験 具体的にはいつから、何が変わるの?

2021(平成33)年1月から大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」では、英語に関して、GTECや英検など資格・検定試験を活用することになりました。ただ、当面は従来のセンター試験と同じく、マークシート式の問題も出題されるといいます。
結局、具体的にはいつから、何が変わるのでしょうか。
.

あくまで原則は4技能を<資格・検定試験で>

まず確認しておきたいことは、共通テストでは当初から、資格・検定試験を活用して「聞く・読む・話す・書く」の英語4技能評価を行うのが原則だということです。
現行の学習指導要領でも、中高を通じて、4技能をバランスよく育成することを目指しています。しかし実際には、大学入試や高校入試の英語もペーパーテストで行われることがほとんどなので、どうしてもリーディング(読む)に短文のライティング(書く)が課される程度で、センター試験のリスニング(聞く)も配点は高くなく、スピーキング(話す)に至ってはセンター試験や公立高校入試では直接的にはかられていません。これでは、4技能を総合的に活用できるかどうか、ましてや、英語を使ってコミュニケーションができるかどうかを判定することはできません。

今でも高校では、卒業時点で「英検準2級程度〜2級程度以上」の英語力を達成した生徒の割合を50%にすることが第2期教育振興基本計画に掲げられ、政府の目標となっています。これは、国際標準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に換算すると、A2レベル(個人的な話題のやりとりができる「基礎段階の言語使用者」)〜B1レベル(身近な話題なら理解できる「自立した言語使用者」)に当たります。英語で授業を行うことが基本の高校学習指導要領に沿っていれば、達成できるはずの数値目標です。

しかし文部科学省が2015(平成27)年度に高校生(国公立)の英語力を調査したところ、A2レベルに達していない高校3年生の割合は、リスニングで73.6%、リーディングで68.0%、スピーキングで89.0%、ライティングで82.1%を占めており、17(同29)年度の計画期間中の達成は絶望的です。とりわけスピーキングやライティングの力が低いのは、リーディングやリスニング中心の入試が影響して、英語を話したり英文を書いたりする訓練がおろそかになっているためだと見られます。

近年は大学でも、グローバル人材の育成に力を入れるため、英語を積極的に使って教育を行おうとしています。しかし、肝心の受験生が基礎段階さえ十分でない程度の英語力では、入学後の大学教育が十分な効果を上げることもできません。だからこそ、4技能評価を<原則>にしたのです。


2023年度まではマーク式も出題するけれど…

ただ、共通テストが導入される2020(平成32)年度から、いきなり資格・検定試験に移行するのは、対応に追われる高校はもとより、入学者選抜を行う大学側にも、慎重論や抵抗感が根強くありました。

そこで、7月に策定された共通テストの実施方針では、「制度の大幅な変更による受検者・高校・大学への影響を考慮」して、2023(平成35)年度の共通テスト(現在の小学6年生が受験)まではセンター試験と同様、マークシート式の問題(リスニングとリーディングの2技能)の出題を続けることにしました。志願者に何を課すかは各大学の判断になり、共通テストと民間の資格・検定試験のいずれか、または双方を選択し活用することになります。

新しい学習指導要領の下で学ぶ高校生(現在の小5)が受ける2024(平成36)年度の共通テストからは、英語のマークシート式は出題されなくなり、資格・検定試験に一本化されます。4技能をバランスよく身に付けることが、新たな大学入学者選抜を受けるにあたって重要になるでしょう。
最近では大学でも学生にTOEFLやTOEICなど留学・ビジネス用の資格・検定試験の受検を課すところが増えています。入学後に困るのは、受験生自身なのです。

[ベネッセ教育情報サイト 11/20(月) 12:02配信]
2017/11/17
H29年度大卒生の内定率、10月時点で過去最高の75.2%
 文部科学省と厚生労働省は平成29年11月17日、平成29年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査について、10月1日現在の結果を公開した。大学生の就職内定率は75.2%と、平成9年3月卒の調査を開始した平成8年10月以降、同時期で過去最高となった。

 文部科学省と厚生労働省は平成29年10月、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校など計112校6,250人を対象に「平成29年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」を実施。10月1日時点の就職内定率について調査した。

 大学の就職内定率は75.2%で、前年同期比(平成28年度同期比)で4.0ポイント増加。このうち大学区分別の内定率を見ると、国公立大学の就職内定率は73.3%(同5.7ポイント増)、私立大学75.7%(同3.3ポイント増)だった。男女別では、男子の就職内定率は74.5%(同5.2ポイント増)、女子は76.0%(同2.4ポイント増)だった。文系と理系の就職状況を見ると、文系の就職内定率は74.4%、理系の就職内定率は78.6%だった。

 大学の地域別就職内定状況を地域別に見ると、もっとも高かったのは関東地区で79.8%。ついで、近畿78.7%、北海道・東北72.5%、中部72.0%が続いた。

[リセマム 11/17(金) 17:01配信]
2017/11/15
加計学園認可 地元関係者ら歓迎「獣医師不足解消に期待」
 林芳正文部科学相が14日、学校法人「加計学園」(岡山市)による岡山理科大獣医学部(愛媛県今治市)の新設計画を認可したことに、学園関係者の間では喜びの声が広がった。

 「長年の思いがようやく実って本当に良かった。地域の活性化や獣医師不足解消を期待したい」。学園関係者を今治市に紹介するなど誘致に関わってきた同市選出の本宮勇愛媛県議は声を弾ませた。

 誘致を推進し、参考人として7月の閉会中審査で証言した加戸守行前愛媛県知事は「ばかげた騒動で理不尽ないちゃもんだったが、雨降って地固まるとなればいい。世界一流の獣医学部に育ってほしい」と語った。今治市の菅良二市長も「受け入れ態勢を整え、大学と地域がともに発展できるよう引き続き努力を続ける」とのコメントを出した。

 獣医学部の学部長には同学園の千葉科学大教授で、人獣共通感染症学や実験動物学が専門の吉川泰弘氏が就任する。52年ぶりに獣医学部新設が正式に決まり、吉川氏は「『日本の獣医学を自分が支える』というような意欲を持った学生に来てほしい」と抱負を述べた。

 一方、地元では手続き面を疑問視する声も。今治市内で喫茶店を営む黒瀬堅吾さんは「獣医学部ができるのはいいが、手続きが納得できない。税金を支出した今治市民が今後損害を受けるようなことがあってはいけない」と注文を付けた。

[産経新聞 11/15(水) 7:55配信]
2017/11/14
【大学受験2018】医学部入試、東大・慶應など国公私立の科目と配点
 SAPIX YOZEMI GROUPの医学部入試情報サイト「医学部研究室」は2017年11月13日、2018年度(平成30年度)の国公私立大学選抜方法を掲載した。センター試験や一般入試、2次試験における科目や配点の情報を一覧にまとめて紹介している。

 国公立大学選抜方法については、東京大学や京都大学など50大学を対象に「一般入試 センター試験の科目・配点」「一般入試 2次試験の科目・配点」を掲載。受験必須の教科・科目、必須教科内の選択科目、各教科の配点、センター試験と2次試験の配点比率などを一覧にしている。

 私立・準大学選抜方法では、慶應義塾大学、東北医科薬科大学、自治医科大学、防衛医科大学校など、31大学を対象に「一般入試の科目・配点」を掲載。「センター試験利用方式の科目・配点」では、東京医科大学、順天堂大学など、17大学について科目や配点、試験日などをまとめている。

 このほか、医学部研究では11月13日、2018年度国公立大学医学部・医学科の変更点について情報を更新。東京大学での個人面接の実施、筑波大学の海外教育プログラム特別入試の導入など、2018年度入試における新たな動きや変更点を紹介している。


[リセマム 11/14(火) 10:45配信]
2017/11/13
新しい大学共通入試 19万人規模のプレテスト始まる
[ 前の映像 | 次の映像 ]
 大学入試センター試験に代わり、新たに導入される共通テストの試行試験「プレテスト」が始まりました。

 2020年度から導入される「大学入学共通テスト」は今までのマークシート式に加え、国語と数学で記述式の問題が出されます。プレテストは13日から24日までの間に全国で延べ約19万人の高校生が参加する予定です。新しい共通テストでは記述式の問題があるため、採点が間に合うのかや受験生がどの程度、自己採点できるかが課題となっています。テストを実施する大学入試センターは本番までにさらに数回、プレテストを実施して課題を解決していきたいとしています。

[テレ朝NEWS 11/13(月) 11:57配信]

- Topics Board -