最新大学受験・教育ニュース
2019/05/23
【大学受験】全国82医大の合否判定「全国統一医学部テスト」6/23無料招待
東進は2019年6月23日、受験生と高1・2生を対象とした「全国統一医学部テスト」を開催する。受験料は無料。全国82大学すべての医学部の合否を判定し、成績表に表示する。「全国統一医学部テスト」は、東進が主催し、英進館、野田クルゼ、メビオ、YMS、早稲田アカデミーが協賛する、予備校の垣根を超えた医学部総合模試。東京・大阪の協賛予備校の高卒生も多数参加することで、より現実の入試に近い受験集団における合格可能性を知ることができる。
試験教科は、英語、数学、物理、化学、生物。マーク・記述併用で出題される。詳細な成績表は、試験実施から中13日で返却。全国すべての国公立・私立大医学部の合格可能性を判定して成績表に表示する。また、東進ドットコムにて、解答解説集、復習ツール(試験実施14日後から)が公開される。
会場は、東進ハイスクール・東進衛星予備校各校舎、協賛予備校指定会場。申込みは東進ドットコムにて、6月19日まで受け付ける。一般生は特別無料招待にて受験できる。
◆全国統一医学部テスト
日時:2019年6月23日(日)
試験会場:東進ハイスクール・東進衛星予備校各校舎、協賛予備校指定会場
対象:受験生、高校1・2年生
受験料:無料
申込締切:2019年6月19日(水)
申込方法:東進ドットコムから申し込む
[リセマム 2019.5.22 Wed 12:45 ]
2019/05/22
医学部入試、男女の合格差縮まる 19年度、1.10倍
医学部医学科入試で、男女の合格率の格差が縮まっていることが、朝日新聞の調査でわかった。文部科学省が81大学を対象に行った調査では2018年度は男子が女子の約1・22倍の割合で合格していたが、朝日新聞が19年度について78大学から回答を得たところ、約1・10倍となった。特に、不適切な入試の可能性などが指摘された私立大で合格率が変化しており、全体に影響しているとみられる。医学部入試をめぐっては昨年、東京医科大が一律に女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱っていたことが判明。文科省が初めて、所管する81大学の男女別合格率を調査した結果、18年度は約1・22倍、13〜18年度の平均でも約1・18倍の割合で男子が高かった。他の理工系学科のほとんどは男女差がない、または女子の合格率が高く、不自然さが指摘されていた。
朝日新聞が各大学を対象に今年度の実績を聞いたところ、男子の受験者に対する合格者の割合は78大学の合計で12・92%だった。一方、女子は11・76%で、男子の方が約1・10倍高かった。女子の合格率が1割を超えたのは、この7年間で初めてだった。
東京医科大の18年度の合格率は男子が9・04%に対して女子が2・91%で、男子の方が3・11倍高かったが、今年は男子が21・79%、女子が26・38%で逆転した。同大は「19年度入試は、公正な試験をした結果」としている。
[Yahoo News 5/22(水) 11:00配信]
2019/05/21
小中学生のおこづかい、月平均2,036円…3年前より上昇
小中学生が定期的にもらうおこづかいは、1か月の平均金額が2,036円で、祖父母からもらう金額は親の約1.5倍であることが、バンダイが2019年5月20日に発表した調査結果より明らかになった。小中学生のおこづかいに関する意識調査は、小学1年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる人)900人を対象に実施した。調査期間は4月12日から4月14日。2016年以来3年ぶりの調査となる。
おこづかいをもらっているか聞いたところ、「もらっている」と回答した割合は、小学生68.0%、中学生90.7%、平均75.6%。このうち、1週間に1回、1か月に1回など定期的におこづかいをもらっていると回答した割合は、小学生34.5%、中学生59.0%、平均42.7%だった。
定期的にもらっていると回答した子どもに「誰からおこづかいをもらっているか」聞いたところ、「親(父・母)」89.6%、「祖父母」23.2%、「親戚(叔父・叔母)」7.8%、「親・祖父母・親戚以外」4.7%。約4人に1人の子どもが祖父母からおこづかいをもらっていることがわかった。
定期的にもらうおこづかいの平均金額は、1か月で2,036円。親からもらう平均金額は1,892円、祖父母からもらう平均金額は2,869円で、祖父母からもらう金額は、親の約1.5倍となった。学年別にみると、親からもらう平均金額は小学生1,507円、中学生2,298円、祖父母からもらう平均金額は小学生2,436円、中学生3,500円だった。
前回の2016年調査と比較すると、全体と親からの平均金額は約200円上昇、祖父母からの平均金額は約800円上昇。相対的に定期的なおこづかいの平均金額が上がっていることが明らかになった。
おこづかいの使い道は、男女ともに1位は「お菓子やジュースなどの飲食物」で、約6割を占めた。男子は4位「ゲームソフト」や5位「おもちゃ」、7位「アミューズメント施設でゲームをする」といった、遊ぶものに使用している傾向がある。一方、女子は6位「友達にプレゼントを買う」、7位「服・アクセサリーを買う」など、男子とは異なる使い道がみられた。
学年別にみると、小中学生ともに1位「お菓子やジュースなどの飲食物」、2位「文房具」、3位「マンガ(雑誌・コミック)」。中学生は、4位「外出時の交通費」、5位「映画を観に行く」、6位「外食」など、上位に外出先での使い道がランクインした。
[リセマム 2019.5.20 Mon 18:45]
2019/05/18
「時短運動会」広がる 廃止論まで飛び出す学校と親のホンネ
春の運動会シーズン真っ盛りだが、近年、全国の小中学校で広がっているのが、午前中もしくは昼食時間を設けずに午後の早い時間までに終了する“時短運動会”だ。北海道・札幌市内の小学校では、じつに全体の6割超が「昼まで開催」の予定だという。運動会といえば、かつては徒競走や選抜リレーのほか、玉入れや綱引き、騎馬戦、組体操、ダンスなどさまざまな種目が用意され、午後3時、4時ごろまで行われることもざらだったが、時代の流れとともに運動会の趣旨も様変わりした。
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教育評論家の石川幸夫氏がいう。
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「組体操や棒倒しなどは子どもたちがケガをして危ないということで、ほとんどの学校で禁止になりましたし、順位で優劣をつけないために、徒競走の『手つなぎゴール』や短距離の『全員リレー』にルール変更する学校も増えました。本来の“競う”運動会から、日ごろの体力づくりやチームワークなどを保護者に“披露する”だけの機会に変わりつつあるのです」
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時短化が進んでいるのは、単にこうした禁止・変更種目が増えたからだけではない。埼玉県の公立小学校に勤務する30代の教師が話す。
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「今年はゴールデンウイークが10連休もあって、ダンスなど運動会に向けた練習をする時間がほとんどなかったうえに、6月になると高学年は修学旅行があるので、その準備も大変。また、来年からは学習指導要綱の改定で、小学3年生以上の英語の授業数が増えます。正直にいうと、あまり運動会にばかり時間を割いていられないのが現状です」
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働き過ぎとの指摘も多い学校教員の“負担軽減策”として運動会の規模縮小が図られている背景もあるのだろう。
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一方、年に1度の我が子の晴れ舞台を楽しみにしている保護者にとっては、盛り上がりに欠ける運動会の時短化に反対の意を唱える人も多いのかと思いきや、意外にも賛成の声は大きい。
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「ウチは共働きで、毎年、朝早くにお弁当を作るのも面倒ですし、夫も明け方から場所取りのために校門前に並ぶ“恒例行事”に疲れてしまって……。今年は開会式ギリギリに行って、校庭が見えない後ろでも座れる場所を確保して、子どもの出番の時だけ前のほうで見る予定です。もう午前中だけの運動会になってもいいと思います」(埼玉県40代女性)
弁当要らずの時短化となれば、こうした共働き夫婦の負担を減らすこともできるが、最近は午後まで運動会を開催する学校でも、あえて親と子が別々に昼食を食べる時間を設けているケースもある。これは弁当を作れない共働き夫婦や、母子・父子家庭への配慮だけが理由ではない。
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「最近は5月でも気温の高い年が多いので、炎天下での長時間観戦に具合を悪くする親や祖父母もいます。そうかといってテントを張るのは禁止なので、木陰で休んだりお弁当を食べたりする場所と、観戦するスペースの2つを陣取る家族が増えました。そこで、去年から昼食を子どもは教室、保護者は自宅に一旦帰って食べてもいいというスタイルになりました」(千葉県30代女性)
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前出の石川氏も暑さ対策は欠かせないという。5月とはいえ熱中症にならないよう校庭にミストシャワーを設置するなど工夫する学校も増えたが、
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「親はまだしも子どもは応援合戦などでずっと直射日光を浴びているので、長時間の運動会で熱中症にでもなったら、すぐクレームに繋がります。そうした問題を起こさないためにも、屋内での昼食や、運動会自体の時間見直しは仕方のないこと。逆に小雨で順延になっても学校に『なんでやらないんだ!』とクレームの電話がかかってくる時代ですしね」(石川氏)
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教育関係者の中には、「時短化してまで続けるくらいなら、いっそ運動会自体をやめてしまったほうが学校も保護者も楽になるのでは」と廃止論まで飛び出す始末だが、そこには運動会の主役である子どもたちの存在が完全に無視されている。
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「子どもの中には、勉強だけでなく運動が得意な子だって当然いますし、応援合戦やダンスなど表現活動に秀でた子もいる。運動会の時短化や廃止は、子どもたちからそうした能力を発揮する大事な場を奪うことになるのです」(石川氏)
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学校や親の都合、事なかれ主義ばかりではなく、教育的配慮から運動会の目的を改めて議論すべき時期にきているのではないか。
[Yahoo News 5/18(土) 7:00配信]
2019/05/17
大学無償化、支援関連法案が成立…文科相が激励メッセージ
文部科学省は2019年5月14日、高校生や保護者に向けた文部科学大臣メッセージを公開した。5月10日の「大学等における修学の支援に関する法律」の成立を受けたもので、文部科学省Webサイトにて動画を視聴できる。低所得世帯の学生に対し大学の授業料減免や給付型奨学金を拡充する「大学等における修学の支援に関する法律案」は、2019年4月10日に衆議院、5月10日に参議院で可決された。
今回の成立を受けて、柴山昌彦文部科学大臣は「高等学校等の生徒の皆さん、保護者の方々へ〜高等教育での学びを支援する新たな取組み〜」と題したメッセージを公開。高校生や保護者に向けて、2020年4月から大学、短期大学、高等専門学校、専門学校での学びを支援する取組みを説明している。
メッセージによると、「学びたい」という気持ちをさらに応援し、経済的理由で進学をあきらめることがないよう、現行の給付型奨学金の額を大幅に増やし、授業料や入学金についても支援を行う。また、対象者も住民税非課税世帯に加え、それに準ずる世帯まで拡大。高校などの成績だけで判断せず、「学びたい」意欲を何より重視するという。
また、今回の支援は財源が消費税であることも説明。進学後は「学びたい」気持ちを持ち続けて勉学に励むこと、卒業後は学びを生かしてそれぞれの道で活躍し、社会に広く貢献してくれることを期待するとメッセージを送っている。
なお、夏前には、高校などを通じて今回の支援への申込手続が始まるので、卒業後の進路や自分の将来について、先生や保護者とよく話し合うことを勧めている。新たな取組みについてのリーフレットは、全国の高校などを通じて生徒に配布予定。リーフレット記載のQRコードから、特設サイト「高等教育への進学支援」へアクセスし、詳しい内容を確認してほしいという。
[リセマム 2019.5.15 Wed 11:45]
2019/05/16
東京医大、不正入試で補償金額提示 「安い」受験生反発
東京医科大の不正入試問題をめぐり、同大が不正に不合格とした受験生らに対し、補償金額の提示を始めていることが関係者の話でわかった。額は1人あたり10万〜600万円とみられ、受験生らからは「不合格になったことでかかった費用を考えると、あまりに安い」と声が上がっている。「東京医大等差別入試被害弁護団」などによると、大学側は10日付で補償についての文書を郵送。17、18年度入試で不正に不合格となり、不正発覚後の18年秋に再判定で追加合格となった受験生のうち、他の医学部に進学した人には1年あたり300万円、予備校に通うなどした人には1年あたり100万円を支払う内容。一方、再判定後も同大への入学を希望しなかった人は「入学していただけたか否かについて確認することができなかった」として、10万円にとどめた。弁護団によると、受験生の家族は提示額に「ありえない」と反応した。弁護団の一人は「他大学の学費や、東京医科大への入学費用などを考えると、実費ですらない。あまりに安すぎる」と憤る。大学は受験生に、補償の受け取りを希望する際の同意書を送っており、「この他に、大学との間に何らの債権債務がないことを確認します」という一文を記した。これ以上の補償は求めない「清算条項」にあたり、弁護士は「被害者に説明不足だ」と、注意を促している。
第三者委員会の報告書などによると、同大は2006年度入試から女子や浪人年数の長い受験生が不利になる得点操作をしていた。大学側は17、18年度入試については合否の再判定をし、結果、計101人が不正に不合格になっていたと判断。入学希望の49人のうち、44人の追加合格を認めた一方、5人は定員を理由に再び不合格とした。
同大は、補償内容を示した案内を郵送したと認めたうえで「内容や範囲については公表を控える」とコメントした。(山下知子、貞国聖子)
[Yahoo News 5/16(木) 6:30配信]
2019/05/15
地方私大の閉校相次ぐ 自治体が誘致、計画の甘さ浮き彫りに…進む淘汰
少子化の影響もあり学生数が確保できず、閉校に追い込まれる私立大学が全国的に後を絶たない。1980年代から2000年代にかけ、多くの自治体が地域活性化を目的に盛んに大学を誘致したが、計画の甘さが浮き彫りとなり淘汰(とうた)が進みつつある。来年度の学生募集停止を決めた保健医療経営大(福岡県みやま市)は当初、合併前の旧瀬高町が用地を無償譲渡し、開校する予定だった。当時の町長は660人の学生が集まると想定、学生アパート建設などで約16億円の経済効果を見込んでいたが、07年3月の合併に伴う市長選で無償譲渡に反対した候補が当選、貸与に変更した経緯がある。市議の一人は「開校前から学生が集まるか疑問だったが、その通りの結果になった」と話した。
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13年に閉校した三重中京大(三重県松阪市)でも、誘致した松阪市が開校にあたって約6億円を助成、その後も学科の新設に伴い約5億円を追加助成した。しかし計画通りに学生が集まらず、定員割れが続いて閉校を余儀なくされている。
全国の大学数は1990年の507校から、2017年には780校に増加。一方で、10〜18年度に文部科学省が廃止を認可した私立大学は21校に上る。福岡県内では07年度に東和大、11年度に福岡医療福祉大、15年度に福岡国際大がいずれも学生募集を停止し、後に閉校した。
文科省によると、全国の私立大582校のうち4割に当たる210校が定員割れとなっており、事業活動収支が赤字の私立大も17年度で全体の約4割を占める。同省は本年度から新たな財務指標を設け、経営難の大学を運営する学校法人の指導に当たる方針。経営状況が改善しなければ、学生募集の停止や法人解散を含めた対策を促すという。
東京学芸大の田中敬文准教授(公共経済学)は「(大学側の)楽観的な予想が当たらないという事態が起きている。地域と共存し、学生を引きつける魅力的なカリキュラムを提供できなければ、地方の大学が生き残っていくのは難しい」と話している。
福岡県みやま市の保健医療経営大、募集停止へ
学校法人ありあけ国際学園が運営する保健医療経営大(福岡県みやま市)が、2020年度の新入生募集を停止することが14日、関係者への取材で分かった。同大は08年4月の開校以来、定員割れが続いており、今後も学生の確保が難しいと判断したとみられる。西日本新聞の取材に、同大事務局は「近く正式に発表する」と答えた。
関係者によると、11日に理事会を開き、来年度の学生募集の取りやめを決定。今年4月に入学した学生が卒業する23年に閉校し、学校法人も解散する方針で、既に教職員や学生にも伝えているという。
大学のホームページなどによると、08年度は定員150人に対し、入学者は27人。その後も定員割れが続き、11年度32人▽12年度18人と推移。13年度からは定員を80人に減らしたが状況は変わらず、今年5月現在の学生数は130人にとどまっている。
同大は病院経営者や医療コンサルタントを育成する単科大学で、聖マリア病院(同県久留米市)を運営する社会医療法人「雪の聖母会」が中心になって設立した。
[Yahoo News 5/15(水) 10:20配信]
2019/05/14
【大学受験2020】東京都市大学、3学部を新設・改組
東京都市大学は2020年4月、未来を見据えて3学部を新設・改組する。建築都市デザイン学部を新設し、工学部を理工学部へ、知識工学部を情報工学部へ名称変更する。2020年の4月より7学部17学科の新体制となる。東京都市大学は、これまでも時代に合わせて変革をしてきた。2019年4月には改編により、工学部電気電子通信工学科、知識工学部知能情報工学科、環境学部環境経営システム学科の3学科が誕生した。2020年4月には、建築都市デザイン学部を新設し、工学部を理工学部へ、知識工学部を情報工学部へ名称変更する。現在の6学部17学科から、2020年の4月には7学部17学科の新体制となる。
理工学部は、工学と理学を融合し、「理論と実践」に基づき、時代のニーズを見据えた、「ものつくり」のエキスパートを目指す。自然科学科が加わり、これまでの機械工学科と機械システム工学科、電気電子通信工学科、医用工学科、エネルギー化学科、原子力安全工学科と合わせて7学科となる。
建築都市デザイン学部は、建築・都市工学の専門能力やデザイン能力を含む問題解決能力を備え、社会の可能性を拡げることができる人材を目指す。現工学部の建築学科と都市工学科の2学科で構成される。
情報工学部は、情報・IoT・人工知能(AI)・ビッグデータ解析技術で「超スマート社会」の実現に貢献する。情報科学科と知能情報工学科の2学科で構成される。
なお、構想中のため、学部の新設・改組の内容は変更になる場合があるという。
[リセマム 2019.5.13 Mon 17:15 ]
2019/05/13
幼保無償化法案、参院委で可決…5/10成立へ
参議院内閣委員会は2019年5月9日、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案を可決した。5月10日の参議院本会議で可決・成立すれば、幼児教育・保育の無償化が10月より実施される。幼児教育・保育の無償化は、消費税率引上げの時期との関係で、増収額に合わせて2019年10月より実施予定。無償化となるのは、3歳から5歳までのすべての子どもと0歳から2歳までの住民税非課税世帯の子どもの幼稚園と保育所、認定こども園の費用。認可・認可外は問わない。
また、幼稚園の預かり保育や認可外保育施設、自治体独自の認証保育施設、ベビーホテル、ベビーシッター認可外の事業所内保育などのうち、指導監督の基準を満たすものも無償化の対象となる。なお、認可外保育施設については、施行後5年間は届出のみで足りる経過措置を設ける。
認可外保育サービスの価格は自由に設定できることから、無償化の対象となる金額は一定の上限がある。上限額は、認可保育所の利用者との公平性の観点から、3歳から5歳は認可保育所の月額保育料の全国平均額である3万7,000円、0歳から2歳児については4万2,000円。幼稚園は2万5,700円が上限。幼稚園の預かり保育については、利用実態に応じて、月額1万1,300円までの範囲で無償化とする。
[リセマム 2019.5.10 Fri 10:45 ]
2019/05/11
【大学受験】11万人以上の高校生が参加「夢ナビライブ」5都市で開催
フロムページ主催、文部科学省が後援する国公私立大学の合同進学ガイダンス「夢ナビライブ2019」が、2019年6月から10月にかけて東京、名古屋、大阪、仙台、福岡の5都市で開催される。入場無料、予約不要。学びたい学問を発見するためのさまざまなプログラムを展開する。フロムページが開催する「夢ナビライブ」は、全国の国公私立大学が一堂に会する最大規模の大学進学イベント。究めたい学問を見つけ、その学問を学べる大学と出会うための合同進学ガイダンスとして、毎年全国5都市で開催されている。2018年は5都市合わせて11万人以上の高校生が来場したという。
2019年は、6月8日の東京開催を皮切りに、7月20日に名古屋、7月24日に大阪、10月5日に仙台、10月19日に福岡での開催が予定されている。各会場とも、大学教授が専門分野の魅力を30分のミニ講義で伝える「学問の講義ライブ」や、大学担当者による「大学別説明ブース」、大学教員が学問の魅力を個別に紹介する「まなびステーション」、学問の面白さが3分でわかるプレゼンテーション形式の「夢ナビTALK」、大学の全体像が30分でわかる「大学説明会」など、究めたい学問、学びたい大学を見つけるための多岐にわたるプログラムが行われる。
各会場100校以上の大学が参加予定。直近開催の東京会場では、「学問の講義ライブ」で318講義を実施。「大学別説明ブース」には北海道から沖縄まで、全国から国公立大47校、私立大158校、計205校が参加を予定している。会場では、受験講座や保護者向け講演会、受験・進学相談コーナーなど、実際の大学受験に関する情報も入手することができる。
実施イベントの詳細は、各会場とも開催日の約50日前からWebサイトに公開する。予約不要で参加できるが、Webサイトにて事前申込みをすると当日会場でスムーズに入場できる。なお、講義ライブや大学説明会などは別途受講申込みが必要。東京会場では、参加事前申込みおよび各種プログラムの受講申込みの受付が順次開始されている。
◆夢ナビライブ2019
開催時間:10:30〜17:00
入場:無料、入退場自由、服装自由
申込:不要(Webサイトより事前申込みをすると当日会場でスムーズに入場できる)
【東京会場】
日程:2019年6月8日(土)
会場:東京ビッグサイト
【名古屋会場】
日程:2019年7月20日(土)
会場:ポートメッセなごや
【大阪会場】
日程:2019年7月24日(水)
会場:インテックス大阪
【仙台会場】
日程:2019年10月5日(土)
会場:夢メッセみやぎ
【福岡会場】
日程:2019年10月19日(土)
会場:マリンメッセ福岡
※各会場の実施イベントの詳細は開催日の約50日前から公開
[リセマム 2019.5.9 Thu 19:15]