最新大学受験・教育ニュース

2017/02/27
【大学受験2017】国公立2次試験(前期)欠席率6%…京大・阪大・九大で前年増
 文部科学省は国公立大学2次試験前期日程個別学力検査について、初日である2月25日1時限目の受験状況を発表した。欠席率は前年度比0.2ポイント増の6.0%。北海道大学や名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学などで欠席率が前年度と比べ増加した。

 国公立大学2次試験の前期日程個別学力検査が2月25日より行われている。初日1時限目の受験状況は、国立81大学382学部で受験対象者18万7,488人、出席者17万7,171人、欠席者1万317人、受験対象者数に対する欠席者数の割合(欠席率)5.5%で、前年度の5.3%と比べ0.2ポイント増加。公立大学78大学159学部で受験対象者5万4,586人、出席者5万353人、欠席者4,233人、欠席率7.8%で、前年度の7.7%と比べ0.1ポイント増加した。

 初日の欠席率を大学別にみると、北海道大学は前年度比0.1ポイント増の2.4%、東北大学は前年度と同じ7.5%、東京大学は0.1ポイント減の1.2%、名古屋大学は0.1ポイント増の7.1%、京都大学は0.2ポイント増の1.8%、大阪大学は0.8ポイント増の2.6%、九州大学は0.8ポイント増の4.3%。

 特に欠席率が高かったのは、兵庫教育大学19.9%、上越教育大学17.9%、宮城大学17.1%、愛媛県立医療技術大学15.6%、群馬県立女子大学15.3%、徳島大学15.2%など。

 前期日程の合格発表は、国立大学が3月6日より順次行われ、東京大学と京都大学は3月10日に行われる。

[リセマム 2/27(月) 12:15配信]
2017/02/25
国公立大入試、2次試験の前期日程始まる
 国公立大学入試の2次試験前期日程が25日、始まった。前期日程には、163大学558学部に25万8922人が志願。募集人員7万9833人に対する志願倍率は前年と同じ3・2倍になっている。

 約8700人が受験する東京大学の本郷キャンパス(東京都文京区)では、午前8時過ぎ、受験生が正門から入った。建物の地図を確認し、試験会場に向かっていた。理科1類を受験する大阪府の高校3年の男子は前日、東京都内に宿泊した。「十分眠れたので、体調は万全です」。付き添いの母親に見送られ、会場に向かった。

 東大の合格発表は3月10日。今年は4年ぶりに掲示板での発表が復活する。

[朝日新聞デジタル 2/25(土) 11:14配信]
2017/02/24
【大学受験2017】早慶の補欠合格実績、前年の慶應大は822人
 慶應義塾大学は2月21日より、早稲田大学は2月20日より2017年度入試の合格発表が行われている。どちらの大学もWebサイトに過去の入試結果を掲載しており、合格者数や補欠者数、合格最低点などを確認できる。

 慶應義塾大学は、2015年度・2016年度の合格者数や補欠者数、入学許可者総数などを学部・学科・方式ごとに一覧表にまとめている。また、2016年度一般入試の得点状況も掲載している。

 2016年度の慶應義塾大学の補欠者は、文学部が発表者328人、合格者93人、経済学部A方式が発表者243人、合格者243人、経済学部B方式が発表者122人、合格者101人、法学部法律学科が発表者50人、合格者0人、法学部政治学科が発表者61人、合格者0人、医学部が発表者95人、合格者43人などとなっており、計822人が補欠合格した。

 2016年度の慶應義塾大学一般入試の合格最低点は、文学部が233点(満点350点)、法学部法律学科が242点(満点400点)、法学部政治学科が249点(満点400点満点)、医学部の第1次試験が282点(満点500点)などとなっている。

 なお、2017年度の慶應義塾大学一般入試の合格者および補欠の入学許可状況は、Webサイトに掲載されている。入学を許可する場合には、出願登録の際に入力された住所に電報で通知する。

 早稲田大学は、2011年度〜2016年度の合格者数や補欠者数、実質倍率、得点状況などを学部・学科・専修ごとに一覧表にまとめている。2016年度の補欠者数は、文学部が発表者208人、合格者20人、教育学部が発表者448人、合格者173人、創造理工学部が発表者127人、合格者20人などとなっている。

 2016年度の早稲田大学一般入試の合格最低点は、法学部が88.995点(満点150点)、政治経済学部が148.5点(満点230点)、国際教養学部が120点(満点200点)、創造理工学部建築学科が190点(満点400点)など。センター試験利用入試の合格最低点も掲載されている。

 なお、補欠者が繰り上げ合格になるとは限らず、正規合格者の入学手続状況により欠員が生じた場合に限り、順次入学を許可するもの。年度による変動が大きいため、過去の実績は参考程度にしておくのが望ましい。

[リセマム 2017.2.23 Thu 17:10]
2017/02/23
【大学受験2017】国公立大学前期日程、志願者数訂正…2/22確定数・倍率を公開
文部科学省は2月22日、平成29年度(2017年度)国公立大学入学者選抜の確定志願状況および前期日程の2段階選抜実施状況について、志願者数などの情報訂正を公表した。

 訂正があるのは、2月15日付けで発表している山口大学の志願者数と高崎経済大学の合格発表日。山口大学工学部は、前期日程の志願者数1,142人としていたところ、正しくは1,143人だった。

 高崎経済大学の合格発表日は、正しくは経済学部中期日程が3月21日、地域政策学部後期日程が3月21日。いずれも、訂正前は3月19日と表記されていた。

 2月22日時点での国公立大学入学者選抜における確定志願者数と志願倍率はそれぞれ、北海道大学が4.0倍、東北大学が3.2倍、筑波大学が4.7倍、千葉大学が5.5倍、東京大学が3.2倍、東京工業大学が5.1倍、一橋大学が4.9倍、名古屋大学が2.8倍、京都大学が3.1倍、大阪大学が2.5倍、九州大学が3.4倍など。

[リセマム 2/22(水) 19:54配信]
2017/02/22
保護者の高校時代にはなかった学部・学科紹介
近年、多くの大学で学部・学科の新設、改編がさかんに行われています。法学部や文学部といった従来の学部とは異なる名称が増え、「この学部はどんなことを学ぶのだろう」とギモンを持つかたもいらっしゃるでしょう。今回の記事では、保護者の高校時代になかった学部・学科を紹介していきます。

社会のグローバル化に対応し、国際系、グローバル系の学部が増加

近年、社会のグローバル化にともなって、「国際学部」「グローバル学部」を設置する大学が見られるようになりました。これらは主に外国語教育を重視し、グローバルな視点から問題発見・課題解決ができる力の育成をめざす学部です。国際舞台で活躍できる人材を求める企業が増えているので、こうした学部が高校生の人気を集めています。

しかし、ここで注意したいのは、「国際○○学部(学科・コース)」「グローバル○○学部(学科・コース)」といった名称の学部・学科がある点です(例:国際経営学部、グローバルサイエンスコースなど)。これらは「国際学部」「グローバル学部」とは異なり、「特定の学問をグローバルな視点を持って学ぶための学部・学科」です。そのため、「英語教員になりたい」「通訳になりたい」という希望を持った高校生が志望するとミスマッチになることも考えられます。お子さまが「国際」「グローバル」というキーワードで学部・学科を検討している場合、学問内容をしっかり調べるようにアドバイスしたほうがよいでしょう。

地方の国公立大学を中心に“地方創生型学部”が相次いで新設

国際系の学部が人気を集める一方で、これからの地域のあり方、都市のあり方を研究する地方創生型学部・学科も登場しています。この動きは特に地方の国公立大で見られます。例えば2016年度に地方創生型学部を新設した大学として、宇都宮大(地域デザイン科学部)、福井大(国際地域学部)、愛媛大(社会共創学部)、佐賀大(芸術地域デザイン学部)、宮崎大(地域資源創成学部)などが挙げられます。加えて、横浜国立大も2017年4月に都市科学部を新設する予定です。

「地域活性化に貢献したい」「地元のために働きたい」という希望を持った高校生は、こうした学部を選択するのもよいでしょう。

情報システム、デジタルメディアを学ぶ学部・学科も増えている

保護者世代の学生時代と、現代の大きな違いのひとつに、ICT技術の急速な発展があります。情報技術の革新にともなって、デジタルメディア抜きでの生活が、ほとんど考えられないような時代になりました。こうした変化を受けて、情報システムを学ぶ学部・学科も多く見られるようになっています。最近は、デジタルメディアのコンテンツ(アプリやゲーム、CGなど)の開発を学ぶ学科・コースを設置する大学も出てきています。


このように、社会の変化に合わせて大学での学びは大きく変わってきています。学部・学科の新設、再編の情報は、新聞や教育系の情報サイトでもよく取り上げられているので、意識してチェックしてみるとよいでしょう。

[ベネッセ 教育情報サイト 2017/02/22]
2017/02/21
看護師試験、突然難しくなった 「くたばれ厚労省」受験生不満爆発
 2017年の看護師の国家試験について、例年と出題傾向が違い、難易度がかなり高かったと、ツイッターなどで受験生らの悲鳴が上がっている。厚労省では、難易度を上げたことは否定している。

  「めっちゃ難しかった」
  「尋常じゃない手汗で答案がべちゃべちゃ」
  「あんなの勉強してても取れないよ」

■「日本は看護師減らしたいんか」

 第106回の看護師国家試験は2月19日に東京や大阪など11都道府県で行われたが、直後からこんな嘆きや不満の書き込みがネット上で相次いだ。

 書き込みによると、今回の出題では、過去問をたくさん解いていてもダメで、マイナーな疾患や食品衛生法などの法律の知識が求められた。また、長文問題が増え、時間が無くなったといった感想が漏れていた。計算問題は比較的易しかったともいうが、全体的な難易度アップに試験会場は溜め息に包まれたとの報告さえあった。

 看護師不足と報じられていることから、「日本は看護師減らしたいんか」「くたばれ厚労省w」といった疑問や批判も出ている。ただ、前々回から難しくなった、20年に一度の難しさだなどと情報が錯綜しており、「問題が難しくなってもボーダーが下がるだけ」と冷静にみる向きもある。

 今回の出題について、受験生に看護師国家試験対策を指導している東京アカデミー東京校の執行部長は20日、J-CASTニュースの取材に対し、「受験生の立場に立てば、難しくなったと言えると思います」と話す。

 試験前の1月には、厚労省が受験の心得として長い状況文を出すと告知しているといい、その通りに実際の問題文が全体的に長くなっていたという。

  「最近の受験生は、国語力がありませんので、長文を勝手に解釈してしまう傾向があります。教科書をしっかり読んで知識を広げておかないと、対応できなかったでしょう。今では、過去問の解答を丸暗記しても意味がないと思った方がいいですね」

厚労省「特段、難易度を上げる行為をしていない」

 厚労省の医道審議会保健師助産師看護師分科会では、看護師国家試験について、2018年の第 107 回から出題基準を改定すべきだという報告書を16年2月22日にまとめている。そこでは、「基礎的知識を状況に適用して判断を行う能力を問う」ことなどに留意し、「複数科目の知識を統合する能力を問うような出題や、多重課題や集団へのアプローチに必要な広い知識を統合する能力を問うような出題」を求めている。

 18年の改定に向けて、厚労省が試行的にこうした出題を一部で出してきた可能性があるらしい。

  「報告書では、受験生の3割しか正解できないような5肢2択の出題について書かれていましたが、今年は、昨年の24問から31問に増えています。また、一昨年から非選択式の出題があるほか、昨年から実習をきちっとやっていないと解けない問題も入るようになっています」

 しかし、看護師不足から、厚労省は、例年通り合格率を9割に維持するのではないかと言う。

  「今年は、合格基準点が昨年の151点から下がるのではないでしょうか。試験ができなかったと言っても、全体の難易度が上がっていますので、あまり心配しなくてもいいはずです。ただ、将来的には、新設の看護学校も増えていますので、質の維持を考えて、厚労省も合格率を下げてくる可能性は十分あると思いますよ」

 厚労省の試験免許室では、看護師国家試験について、出題基準の改定を検討しており、17年3月までに公表予定だとしたが、今回の出題については、「特段、難易度を上げる行為をしたことはありません」と取材に答えた。

[J-CASTニュース 2/20(月) 20:16配信]
2017/02/20
【大学受験2017】法大の志願者数が明大超える…河合塾、主要私立大の志願状況(2/17現在)
 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、主要私立大学の志願状況を公表した。2月17日現在の状況だが、多くの大学で志願者数は確定している。関東では、法政大学がもっとも多く、ついで早稲田大学となっている。

 例年志願者が1万人を超える大学と、各地区の拠点大学のうち志願者数が判明した106大学を集計した。主要106大学の志願状況は、一般方式が171万1,043人で前年度比108%。センター利用方式は77万9,210人で前年度比107%。合計で249万253人となり、前年度比は107%となった。

 関東の私立大学でもっとも志願者数(確定)が多かったのは法政大学で、一般とセンター利用方式の合計が11万9,206人。前年度比117%と大きく増えており、中でもセンター方式利用が前年度比122%となった。

 ついで多かったのは早稲田大学で、一般とセンター利用方式の合計で11万4,983人。前年度比106%となり、一般方式は前年度比107%となった。10年連続で志願者数が10万人を超えている明治大学は、一般とセンター利用方式の合計が11万2,907人で、前年度比104%となった。

 関西の私立大学で志願者数が10万人を超えたのは近畿大学で、一般とセンター利用方式の合計で12万6,049人。確定はまだしておらず2月17日現在だが、前年度比125%となっている。同大学は平成29年度から一部学部で入学定員を増加している。

 全体概況として、早稲田、慶應義塾、上智、東京理科大学の「早慶上理」は前年度比105%、明治、青山学院、立教、中央、法政大学の「MARCH」は前年度比106%。日本、東洋、駒澤、専修大学の「日東駒専」は前年度比113%といずれも前年度を上回っている。

[リセマム 2/20(月) 10:45配信]
2017/02/18
【大学受験2018】入試変更点一覧、北大が国際総合入試を導入
河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2月16日、平成30年度(2018年度)入試情報として国公立大学・私立大学の入試変更点の最新情報を掲載。北海道大学が国際総合入試を導入するほか、諏訪東京理科大学が私立大学から公立大学に変更される。

 国立大学では、北海道大学が国際総合入試を新たに実施する。募集人員は文系5名、理系10名で、AO・帰国子女入試と同一日程で行う。筑波大学では推薦入試にて英語外部試験を導入し、一定のスコアを有する場合は総合評価に反映する。また、生命環境学部と医学部の募集人員を変更。2018年度は生命環境学部が前期32名・推薦20名、医学部が後期日程を廃止し、前期25名で募集を行う。

 私立大学では、群馬県高崎市に育英大学が新設され、教育学部教育学科児童教育専攻で50名、スポーツ教育専攻で50名を募集する。森ノ宮医療大学が保健医療学部において臨床工学科を新設。また、諏訪東京理科大学が公立大学法人へと設置形態を変更する。

 そのほか、聖心女子大学は文学部の総合小論文方式とAO入試において、英語外部試験で一定の基準を満たす場合、入試の得点を1.2倍または1.1倍して審査を行う。

 Kei-Netでは、2018年度入試情報に大学入試全体スケジュールを掲載しているほか、過去の入試結果データや入試難易予想ランキング表も閲覧できる。

[リセマム 2/17(金) 17:45配信]
2017/02/17
授業の改善で新たな学び 東大発の高校教育改革〈週刊朝日〉
東大は推薦入試などで入試を変えるとともに、高校の授業の改善など新たな学びの場づくりも進めている。埼玉県内の高校などと連携して取り組む「高大接続改革」の最新の動きを教育ジャーナリスト・渡辺敦司氏が報告する。

東大など難関大学に数多くの合格者を出す進学校、埼玉県立浦和高校(さいたま市)。同校などが進める、あるプロジェクトの研究授業が昨年11月、教育関係者らに公開された。

 1年生の「コミュニケーション英語I」の授業。議論しながら英語表現を磨く内容で、「浦高生が考える、優れたリーダーに必要な要素とは?」をテーマに話し合った。

 この授業の大きな特徴は、生徒同士の話し合いの進め方を工夫していることだ。

 南アフリカ元大統領の故ネルソン・マンデラ氏、浦和高卒業生で宇宙飛行士の若田光一氏、米国のドナルド・トランプ氏、の計三つの英文資料を用意。まず少人数のグループに分かれ、それぞれ一つの資料を読み込む。その人物が活躍した時代背景などを考え、リーダーの要素を理解する。

 その後、メンバーの一人が別のグループに入って意見交換。これを繰り返し、最後にクラス全体で発表する。少人数での対話を通し、一人ひとりが主体的に学習。その後、各人が学んだことをジグソーパズルのように組み合わせ、全体で理解を深める。熱を帯びた生徒たちは、授業終了後も話し合いを続けていた。

「知識構成型ジグソー法」と呼ばれる、アクティブ・ラーニング(AL)型の授業。開発したのは、東大の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)だ。英語での略称から、コレフと呼ばれる。

 コレフは2010年度から段階的に、埼玉県教育委員会と連携を進めてきた。15年度から5年間の計画で進めるのが「未来を拓く『学び』プロジェクト」。県立浦和高など約100校が名を連ねる。ジグソー法の実践も、プロジェクトの一環だ。

 県教委課長時代にコレフとの橋渡し役を務めた関根郁夫・県教育長は「浦高のような進学校から学力に課題を抱える高校まで、少しアレンジするだけで同じ教材を使える。ジグソー法の利点です」と指摘する。

授業を実践する浦和高の杉山剛士校長はこう話す。

「授業だけでなく学校行事なども含め、『信頼関係と集団力』で幅広い資質・能力を育成してきた。この伝統的な教育活動がALとして注目を集めているのでしょう。この20年間ほど、進学対策と称して高校教育が捨象してきたことです」

 杉山校長は昨夏、忘れられない体験をしたという。

 米国の大学などを視察した際、日本の進学事情について「東大に100人以上送り出す高校がある」などと説明した。すると、米ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)の担当者から驚かれた。

「そんなことで、大学の多様性は大丈夫なのか」

 英米の有名大学は、1校から数人ずつしか採らないのが普通だという。

 東大が16年度から始めた推薦入試も、多様性を確保する努力の表れだ。推薦人数が1校男女1人ずつなど、募集内容は発表時に賛否両論があった。少しでも「国際標準」に近づけ、世界と競える大学にしよう。そんな危機感がにじむ大きな変化だった。

 こうした動きは東大にとどまらない。国立大学協会も15年9月、推薦やAOなどの多様な入試形態を定員の30%に広げるアクションプランを設けている。

 東大の進める入試改革に、受験生側も手探りだ。定員100人に対し、出願者は16年度も17年度も173人。出願校数は17年度に8校増え、159校となった。南風原朝和副学長は「『卓越性』と並び、『多様性』が東大のキーワード。全国の高校は提案型で多様な学生を送ってほしい」と話す。

 入試改革とともに両輪で進めるのが、コレフのように教室で進める改革。AL型授業など、高校と大学が連携した研究成果を全国の教育関係者らに発信する。

 白水(しろうず)始・コレフ機構長は、高校の授業がAL型に転換すれば、生徒たちの多様な資質・能力をもっと伸ばせるとみる。「例えば法学部ならばこの力が必要、農学部ならばこの力が必要という具合に、多様な潜在的能力を評価する方法を全国の大学と共同研究したい」という。

※週刊朝日 2017年2月24日号より抜粋
[dot. 2/17(金) 7:00配信]
2017/02/16
【大学受験2017】国公立大2次試験、確定志願倍率4.7倍…足きり最多は東大
文部科学省は2月15日、平成29年度(2017年度)国公立大学2次試験の確定志願状況を発表した。募集人員10万372人に対し、志願者数は47万785人で、志願倍率は4.7倍。前期日程で2段階選抜を実施したのは25大学40学部であった。

国公立大学の確定志願状況について、国立(前期)は募集人員6万4,542人に対し、志願者数19万7,111人で、志願倍率3.1倍。国立(後期)は募集人員1万4,902人に対し、志願者数13万9,006人で、志願倍率9.3倍。公立(前期)は募集人員1万5,291人に対し、志願者数6万1,810人で、志願倍率4.0倍。国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員10万372人に対し、志願者数が47万785人で、志願倍率が4.7倍となった。なお、いずれの志願倍率も国際教養大学(AIU)と新潟県立大学は独自日程による試験実施のため、合計に含まない。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」5.0倍、「理工」4.4倍、「農・水産」4.2倍、「医・歯」5.2倍、「薬・看護」5.5倍、「教員養成」4.0倍、「その他」5.3倍となった。

 志願倍率を大学別にみると、「奈良県立医科大学」が15.3倍でもっとも高く、「下関市立大学」14.2倍、「山陽小野田市立山口東京理科大学」13.6倍、「都留文科大学」12.6倍、「福知山公立大学」11.6倍が続いた。

 前期日程で2段階選抜(いわゆる足きり)を実施したのは、国立が19大学32学部と公立が6大学8学部の計25大学40学部で、3,073人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは、「東京大学」826人、ついで「首都大学東京」387人、「一橋大学」357人、「京都大学」201人、「熊本大学」143人であった。

[リセマム 2/15(水) 17:55配信]

- Topics Board -