最新大学受験・教育ニュース

2017/04/12
【大学受験2018】早大、新設「新思考入試(地域連携型)」の入試要項公開
 早稲田大学は4月10日、2018年度入試から新設する「新思考入学試験(地域連携型)」の入試要項を公開。募集は文化構想学部、文学部、商学部、人間科学部、スポーツ科学部。入学後の教育やキャリアに関連付けることを目標に、地域の活動など大学が全面的にバックアップする。

 「新思考入学試験(地域連携型)」は、グローバルな視野と高い志を持って、社会的・文化的・学術的に地域へ貢献する人材を育成・輩出することを目的に新設された。これまでの学習や当該地域での経験を踏まえ、「地域へ貢献」する意識を持つ人材であれば出身校所在地、居住地は問わない。また、地域性を重視するため、すべての都道府県からの受け入れを目標とする。

 募集人員は各学部とも若干名で、出願時に1学部を選択し、併願はできない。人間科学部は学科(人間環境科学科、健康福祉科学科、人間情報科学科)を1つ選択。出願は8月21日〜9月5日。また、2次選考合格後の最終選考で大学入試センター試験(センター試験)の成績を利用するめ、センター試験の出願も必要となる。

 1次選考は書類審査(課題レポート、評価書)となり、9月22日に合格発表を行う。1次合格者は2次選考(総合試験等)を10月22日に実施。筆記による総合試験で論理的思考力を問う。合格発表は文化構想学部、文学部、人間科学部、スポーツ科学部は11月16日、商学部は11月24日。

 最終選考となるセンター試験の対象教科・科目は学部によって異なる。文化構造学部と文学部は、外国語、国語、地歴の3教科3科目。商学部は外国語、国語、地歴・公民または数学から選択の3教科3科目。人間科学部は外国語、国語または数学、理科の3教科3科目(数学を選択した場合は3教科4科目)。スポーツ科学部は必須科目が外国語で、国語、地歴・公民、数学、理科から2教科2科目を選択する。

 合否判定は、スポーツ科学部がセンター試験(配点400点)の得点が320点以上で合格。そのほかの学部はセンター試験(配点300点)の得点が240点以上で合格とする。最終合格発表は人間科学部のみ2月15日、それ以外の学部は2月9日。

 大学では、入学後の教育やキャリアを関連付けるため、所属学部の学修に限定されず、教育連携課のプログラム参加や学生稲門会の活動、地域交流フォーラムへの協力、各地の交友の協力で出身地域のインターンシップの参加を奨励するなど、全面的にバックアップしていく。入試要項はWebサイトに公開し、関係書類はダウンロードできる。

[リセマム 4/11(火) 16:14配信]

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2017/04/11
【大学受験2018】明大・同志社など私大48校が定員増を申請
 文部科学省は4月10日、3月末申請の平成30年度(2018年度)からの私立大学等の収容定員の増加にかかる学則変更認可申請一覧 を公表した。日本大学や明治大学、同志社など大学48校、短期大学3校大学が定員増を予定している。

 平成29年3月末、収容定員の増加を申請した私立大学は、東北学院大学、東北芸術工科大学、上武大学、東都医療大学、文教大学、桜美林大学、共立女子大学、杏林大学、昭和女子大学、聖心女子大学、創価大学、大東文化大学、東京医療学院大学、東京医療保健大学、東京家政大学、東京電機大学、二松学舎大学、日本大学、日本獣医生命科学大学、日本女子大学、日本女子体育大学、日本体育大学、武蔵野大学、明治大学、立正大学、新潟医療福祉大学、新潟青陵大学、松本大学、常葉大学、中京大学、中部大学、名古屋学院大学、京都産業大学、京都造形芸術大学、京都美術工芸大学、同志社大学、追手門学院大学、大阪商業大学、大阪成蹊大学、関西医療大学、森ノ宮医療大学、関西福祉大学、奈良学園大学、環太平洋大学、美作大学、安田女子大学、純真学園大学、福岡大学の48校。

 短期大学は、山野美容芸術短期大学、名古屋女子大学短期大学部、姫路日ノ本短期大学の3校。

 このうち、日本大学は法学部や経済学部など計472人を増員し、平成30年度入学定員は15,341人。明治大学は、商学部や政治経済学部など計1,030人を増員し、平成30年度入学定員は7,760人。同志社大学は、文学部など14学部において計326人を増員し、平成30年度入学定員は6,351人となる。

[リセマム 4/11(火) 13:45配信]
2017/04/10
【大学受験2018】慶應大、受験生向け2017年度イベント開催日を公開
 慶應義塾大学は、2017年度の受験生向けイベント一覧を公開した。オープンキャンパスの実施内容や進学相談会、学園祭、各学部による独自イベントなどを紹介している。全学部対象のオープンキャンパスは、6月24日と7月1日に日吉キャンパスで行われる。

 オープンキャンパス早見表は、受験生が目的に合わせて参加できるよう、各キャンパスで行われる内容を一覧にまとめたもの。2017年度最初のオープンキャンパスは、6月17日に湘南藤沢キャンパスで開催される。対象学部は総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の3学部。学部説明や模擬講義、在学生相談、見学ツアーなどが行われる。

 6月24日と7月1日に日吉キャンパスで行われる全学部対象の「オープンキャンパス〜大学入門〜」では、入学センターの職員が建学の精神や理念、各学部の特徴、塾生生活などを説明。8月6日の三田キャンパスで行われる「オープンキャンパス〜学部入門〜」では、教員が各学部の概要・特徴、カリキュラムや研究内容などを紹介するほか、個別相談や奨学金説明会などを行う。また、同日には「地方出身者のための説明会」も実施する。

 さらに、5月下旬から6月上旬には、法学部は慶應大阪シティキャンパスで法学部教授の講義を体験できる独自イベントを開催する。

 オープンキャンパスやイベントなどは、事前申込が必要なため、Webサイトで詳細を確認すること。2017年度の受験生向けイベント一覧のほか、慶應義塾大学Webサイト内「イベント」では、全国各地で開催される進学相談会や、各キャンパスで行われる学園祭も紹介している。
2017/04/08
学問が息づく街 スウェーデンの古都ウプサラ
 私は大学院生のときに米ジョージア大学に留学し、スウェーデン人の教授に師事して研究を行っていた。彼はわざわざスウェーデン製の高級車、ボルボを輸入して乗っていたくらいに愛国心の強い人であったが、その先生からこんな話を聞いたことがあった。

 「キヨ(私のこと)、『ヴェニスを見て死ね』という言葉を知っているか? もちろんベニス(ベネチア)は世界で最も美しい街の一つであることは認めるし、死ぬまでに1回くらいは行った方がよい。でも、私が育ったウプサラ(Uppsala)という街は、北欧で最も美しい街だから、お前が死ぬまでには必ず行くんだぞ」

 その数年後、私は博士号を取得し、ポスドクとして海外で武者修行をしようと思ったときに選んだのはウプサラ大学であった。その先生が退官されてスウェーデンに戻っていたこともあったし、なにしろそこまで美しいのなら、ぜひともこの目で見たかったのである。武者修行期間も1年間と決まっていたので、四季を感じるのにはもってこいだと考えて、ウプサラ大学への留学を決めた。

■北欧最古の大学

 スウェーデンの首都ストックホルムから北西に40キロメートルほどのところにあるウプサラは、ウプサラ大学の存在なくしては語れない。東京と東京大学というような関係を考えると違和感があるかもしれないが、ウプサラの場合は街全体に大学のキャンパスがちりばめられており、教会があると思うとその隣は大学の建物、商店街があるかと思うとその先に大学の図書館が現れるような、街と大学が一体化したようなところなのである。東京大学が開校したのが1877年なのに対して、ウプサラ大学の創立はなんとそこから400年も前の1477年。学問を語るにはなくてはならない場所なのだ。

 多くの著名人を出しており、中でも私にとって身近な科学の分野で有名なのは、植物分類学の祖でラテン語を使った「学名」の仕組みを作ったカール・フォン・リンネと、水が凍る温度をセ氏0度、水が沸騰する温度をセ氏100度とし、現在も広く使われている「セルシウス度(℃)」を考え出したアンデルス・セルシウスであろうか。他にもアンデルス・オングストロームは原子間の距離を表すのに重要な単位(100億分の1メートル)にその名を刻まれている(Å、「オングストローム」と読む)ことを考えると、ウプサラ大学の有名人は皆、ルール作りがうまかったと言えるかもしれない。

 リンネの自宅だったところは今でも植物園として公開されており、リンネが採取した植物が今もそこの研究員によって育てられている。リンネ生誕300年となる2007年には、天皇陛下もここを訪れたそうで、陛下にお目にかかったウプサラ在住の友人達から自慢のメールが何通も届いた。

 もちろん、そこで暮らす草花や虫たちは、300年前から育てられているとは思っていないだろう。人間だけが生物に歴史を見いだし、尊んでいるのであるが、300年の歴史を感じ取れる植物園というのも世界的にはあまり多くないため、ウプサラで必見と言えるポイントである。

■北欧の覇者が眠る大聖堂

 ウプサラ市街を通っている道は、一般的なヨーロッパの街と同じく入り組んでいて必ずしも分かりやすいものではない。それでも迷うことがめったに(ほぼ)ないのは、街の中心にどこからでも見つけられる「大聖堂」があるからだろう。北欧最大級で高さが120メートルもある塔を持つ大聖堂は、街中の至る所から見つけることができ、夏の白夜のシーズンで太陽から方角を推測できない時期でも迷うことはない。

 私は17年前に初めてこのツインタワーがそびえ立っている姿を見たとき、あまりの大きさに圧倒されたのを覚えている。私たち夫婦がウプサラに住んでいるとき、冬至の頃に開かれる「ルチア祭」をこの教会に見に行ったことがある。昼でも薄暗くて寒い季節に白装束の女の子がろうそくを頭に付けて歌う姿があまりに神秘的で、それ以来「冬の北欧も悪くないですよ」と勧めることにしている。「この教会が見える範囲に来るとウプサラに戻ってきたぁと感じるよ」と研究者仲間に話すと、人種も宗教も違う私にそう感じてもらえるのは、大変光栄なことだと言われた。

 この教会には聖エリクやグスタフ・バーサといった、北欧の覇者であった時代のスウェーデンの王が眠っており、上述のリンネも家族とともに眠っている。リンネの墓は教会内の床にあり、多くの人に踏まれているところに、日本と全く異なる文化を感じる。私は仕事がらヨーロッパの色々な街へ行くが、これほど荘厳な教会は見たことがない。

■清らかな解剖台

 大聖堂の向かいには、かつての大学講堂であった建物を使った歴史博物館「グスタビアヌム」がある。ウプサラの歴史(文化史や科学史)を中心とした常設展示だけでもかなり満足のいく内容だが、なんといっても見どころは最上階の解剖台であろう。

 ドーム状になった最上階は非常に角度が急な階段教室になっており、その底には小さな台が置かれている。入り口前には、内臓や筋肉がむき出しになっているヒトの絵が掛けられ、いかにもおどろおどろしい場所へ入っていくような雰囲気なのだが、中に入ると一転してアカデミア特有の好奇心にあふれた部屋であることが分かる。


 その昔、ここで死体が解剖されたという事実はあるのだが、なるべく多くの学生が解剖している者の手先まで細かく見ることができるようになっている部屋の構造は、残酷さというよりはむしろ学問をするための清らかな場のように感じられるところが、非常に不思議である。

 スウェーデンには日本からの直行便がないため、最も近道でもフィンランド経由で行くことしかできない。さらにウプサラへ行くにはストックホルム空港からストックホルム市街へ出るのとは反対方向の電車に乗らなければならず、北欧を周遊するような感じでこの街を訪れることはまずないのではないだろうか。

 しかしながら、私がついていたスウェーデン人の教授が言っていた「ウプサラを見て死ね」という言葉は、今の私には深く理解できる気がする。日本で有名な欧州諸国とは明らかに異なった文化・歴史を持つ北欧諸国において、古くからその歴史の中心を担ってきた都市に、北欧最古の大学が建てられたのは当然のことである。

 ウプサラ大学憲章に「To think freely is great, but to think rightly is greater(自由に考えることは素晴らしいが、正しく考えることはもっと素晴らしい)」とある。何事にも曲げられない凜(りん)とした秩序がこの街には残されており、それこそがアカデミアの聖地と言えるウプサラなのである。北欧を訪れる方は、ぜひスウェーデン滞在を1日延ばして足を運んでみることをお勧めする。

五十嵐圭日子(いがらし・きよひこ) 東京大学准教授、フィンランド技術研究センター(VTT)客員教授。東京大学農学部林産学科卒、同大大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻博士課程修了。2009年から同大学院農学生命科学研究科の准教授。バイオマスを分解する酵素の研究で、米科学誌「サイエンス」を含む100を超える論文の著者。2016年からVTTで客員教授も務める。

[NIKKEI STYLE 4/8(土) 7:47配信]

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2017/04/07
「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」ランキング100
 今年の一般入試の大きな特徴は、私立大学の志願者が大幅に増加したことだ。私立大全体で8%ほど増えた。現段階の私立大志願者トップ50を見ても、昨年より減っているのはわずか5校だけ、という状況である。それだけ志願者が増えた大学が多かった。国公立大学の志願者が0.2%減だったのとは大きな違いだ。


■大都市の大手私大はさらに狭き門

 そのうえ、文部科学省が地方創生政策の一環として、大都市圏の大規模大学の入学者抑制を進めている。2015年まで、入学者は定員の1.2倍まで認められていたのが徐々に減らされ、2018年に1.1倍、2019年には1.0倍にしていく。これを超えた大学は補助金をもらえなくなるのだ。入学者を減らすことは合格者を減らすことにつながる。今年も昨年に引き続き、大手の私大で合格者が減少した。

 志願者が増えた一方、合格者は減って、受験生にとってはかなり厳しい入試になった。

 早稲田大を例にとってみよう。合格者は昨年の1万7976人から1万6087人と1889人減った。約1割減ったことになる。競争率(志願者数÷合格者数)は、6.0倍から7.1倍に跳ね上がり、厳しい入試になったことがわかる。早慶上智(早稲田大、慶應義塾大、上智大)、MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の合計で、およそ8000人の合格者が減っている状況だ。
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もう”大学全入時代”は終わった?

 昨年までなら合格していた受験生が、今年は8000人も不合格となってしまったのだ。この大手大学による合格者の絞り込みの影響で、2月の入試で不合格者となった受験生は、現役進学にこだわり、その後に行われる入試に殺到。3月に行われた入試の志願者は、昨年に比べて14%増えた。

 このような大手大学の動きは、逆に学生募集に厳しい大学には、救いとなった。定員割れを続けていた大学が、「今年は定員を超える入学者になった」と胸をなでおろすことも、少なくなかったようだ。中でも、大都市圏で定員割れだった大学にその傾向が見られ、皮肉にも地方創生より大都市圏の大学を助けた結果となった。

 そもそも、首都圏など大都市圏の大学に向けて、地方からの受験生は多くなかった。多くが「首都圏在住なら首都圏の大学」という、その地域内で大学を選ぶ傾向が強かった。この結果は予測通りともいえるだろう。ただ大都市圏の入試を厳しくしただけとの批判もあるようだ。

■進学高校の教諭は大学の教育体制を熟知

 2018年はもっと大規模大学が入学者を絞ると思われる。受験生にとって私立大入試は、さらに厳しくなると見られている。2018年入試に向けて一般入試の厳しさを見越した対策が必要になるだろう。併願校を増やすだけではなく、推薦やAO入試で早く合格を勝ち取ろうという動きが出てくる。入試も大きな動きがありそうだ。

 入試が厳しくなれば、大学選びも、「入りたい大学選び」から「入れる大学選び」に変わりがち。そうならないためにも、大学選びはよく中身を検討することが大切だ。大学通信は毎年、全国約2000進学校の進路指導教諭に対し、アンケート調査を実施している。2016年の調査では711校から回答を得たが、その中で「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」はどこかを聞いた。5校連記で大学名を記載してもらい、最初の大学を5ポイント、次を4ポイント、以降、順に3ポイント、2ポイント、1ポイントを与えて、ランキングを集計した。

 どこの大学も、入学後、学生を伸ばすことに力を入れている。最近、多くの大学で導入するようになってきた初年次教育は、その最たるものだろう。それまで受けてきた教育と大学教育の橋渡しをすることで、大学での学びをスムーズにできるようにする。

 ただ、その後の教育で大学が生徒を伸ばしているかは、なかなか見えてこない。やはり、長年、大学や、進学した生徒を見てきた高校の進路指導教諭の意見を聞いてみるのが最善だ。今は生徒が母校を訪ねる機会が多く、生徒の成長ぶりを確認するだけでなく、大学のさまざまな取り組みも耳に入ってくる。そうした情報も加味して大学を評価している。

東北大に対する高校教諭の評価は高い

 トップは東北大だ。高校の進路指導教諭の意見を見ても、「学生に対する人材育成プログラムの充実」(宮城・県立高)、「少人数教育や女子教育に力点を置き、生徒の個性を伸ばしている」(群馬・県立高)、「学生一人ひとりに対して丁寧な指導をしている」(三重・私立高)と、入学してからの教育力の高さを指摘する声は多い。予備校関係者によると「東北大は推薦、AO入試の定員が多く、こまめに高校を回って説明している。そのため、進路指導教諭の東北大への理解が進んでいる」という。

 2位には東京大が入り、国立の難関大学2校が上位を占めた。東京大についても「教養教育を重視し、人間的バランスを取るような指導をしている」「教授陣のレベルの高さ」などを指摘する意見が多かった。東京大も最近では大学説明会を開催し、大学への理解を広げている。トップ2校はそもそも入学者のレベルが高いが、その学生をさらに伸ばす教員の研究力、教育力の高さを評価されているようだ。

■産業能率大がベスト10に入った理由

 3位は金沢工業大。面倒見のよい大学として知られる。初年次教育に力を入れ、それが就職にも結びついている。基礎、基本をしっかり学び直せる制度があるのも、大きなポイントだ。

 4位は東京理科大、5位は国際教養大、6位は京都大、7位は早稲田大と続く。東京理科大は進路指導教諭から、「伝統的に進級が難しい大学」との意見があり、そうしたことも学生を伸ばしているという評価につながっている。

 一方、小規模ながら10位に入ったのが、産業能率大。昨年の17位からランクアップした。産業能率大は経営と情報マネジメントの社会科学系2学部の大学だ。キャンパスも東京の自由が丘と神奈川の湘南にある。文科省が推奨し、大学だけでなく、小・中・高にも導入が進むアクティブラーニングの草分け的存在だ。課題解決型のPBL(Project Based Learning)授業にも力を入れ、横浜DeNAベイスターズの2軍戦をプロデュースする授業まである。学生がチケットのもぎりから観客動員、試合中のイベント運営まで行う。そうした社会との連携の中で学生を伸ばしている。

 入試企画部の林巧樹部長は「スチューデント・アシスタント制度を活用して、ゼミの授業で2年生が1年生を、3年生が2年生をというような形で、先輩が後輩の面倒を見ることに力を入れています。後輩が分からないことを先輩が教えることによってどちらも伸びていきます。ほかにも学生の発案による英会話、プレゼンテーションの上手なやり方などを、学生が学生に教える形で進めるなど、学生支援センターなども学生中心で行っていることが評価されたのではないでしょうか」と語る。

 入学後の学生を伸ばしていくには、大学・学部によって違うが、さまざまな方法がある。それを各大学は、毎年、工夫しながら教職員一体となって進めている。大学にはどういった授業があるかを知ることも大切だが、どのように身につけさせているかも、大学選びでは押さえておきたいポイントといえそうだ。

[東洋経済オンライン 4/7(金) 6:00配信]

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2017/04/06
私大新入生の生活費、家賃を除いて1日あたり790円…仕送り額は過去最低更新
 東京私大教連は4月5日、「私立大学新入生の家計負担調査」を発表した。「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者212万6,144円、自宅通学者154万6,644円。毎月の仕送り額は過去最低を更新し、家賃を除いた1日あたりの生活費は790円であることがわかった。
「私立大学新入生の家計負担調査」は、2016年4月の首都圏の私立大学・短期大学に入学した新入生の家計負担状況をまとめたもの。対象大学は、中央大学、早稲田大学、麻布大学、作新学院大学など、東京9校、神奈川1校、埼玉1校、千葉2校、茨城1校、栃木2校の計16大学・短期大学。2016年5月〜7月にアンケートを行い、4,871件の有効回答を得た。

 受験費用や家賃、初年度納付金などを合計した「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者が212万6,144円で前年度より1万6,500円減少、自宅通学者が154万6,644円で前年度より1万800円増加した。「受験から入学までの費用」のうち初年度納付金が占める割合は、自宅外通学者が61.7%、自宅通学者が84.8%となっている。

 受験費用や私大初年度納付金、仕送り額などの「入学の年にかかる費用」は、自宅外通学者の場合292万7,444円と前年度と比べ2万5,700円減少。自宅外通学者の世帯における「税込年収」に関しては、平均899万2,000円となっており、年収に占める「入学の年にかかる費用」は32.6%にのぼる。

 「仕送り額」の平均は、入学直後の新生活や教材の準備で費用がかさむ「5月」が10万700円で1,100円減少、出費が落ちつく「6月以降(月平均)」では1,000円減の8万5,700円となった。「6月以降(月平均)」の仕送り額は、過去最低額であった前年をさらに下回り過去最低を更新。「6月以降(月平均)」から家賃を除いた生活費は1か月2万3,700円、1日あたりの生活費は790円だった。

 入学費用を借入れした家庭は17.9%、平均額は182万5,000円(自宅外211万9,000円、自宅159万7,000円)。自宅外通学者の借入れ額は過去最高額となった。受験から入学までの費用の負担感を聞くと、91.1%が「たいへん重い」「重い」と回答している。

 日本学生支援機構(旧日本育英会)などの奨学金は、全体の半数以上が「希望する」となっており、希望者のうち奨学金を「申請した」は62.0%。自宅通学者より、自宅外通学者のほうが「希望する」「申請した」の割合が高い傾向にある。奨学金を希望したが申請しなかった理由は、「申請基準にあわない」36.9%、「返済義務がある」33.5%など。「返済義務がある」は過去最高となっており、返済への不安が高まっていることがわかる。私大の授業料を対象に直接家庭に国が補助を行う「直接助成制度」について、現在制度はないが89.0%が「必要あり」と回答している。

調査の結果は、東京私大教連Webサイトにて公開されている。

[リセマム 4/6(木) 14:45配信]
2017/04/03
【大学受験】ICU・上智・同志社・南山「4大学合同進学フェア」6月
 国際基督教大学(ICU)と上智大学、同志社大学、南山大学は「4大学合同進学フェア」を6月4日に名古屋で、11日に札幌で開催する。「4大学合同進学フェア」では、各大学の大学紹介や入試説明を聞くことができる。参加費無料、事前予約不要。

 キリスト教に基づくグローバル教育を実践する、代表的な大学である国際基督教大学と上智大学、同志社大学、南山大学の4大学は、受験生や保護者などを対象に「4大学合同進学フェア」を開催する。

 「4大学合同進学フェア」では、各学校の大学紹介や入試説明を実施。また、現役大学生との相談や、個別相談、資料配布、資料閲覧、大学紹介DVD上映などを開催予定。個別相談は、在学生が担当することもあるという。

 また、名古屋会場のみ、在学生によるトークライブを開催。各大学代表の学生が外国語で自己紹介し、受験勉強の体験談や学生生活、留学経験などを語る。

 参加対象は、受験生、高校1年生、高校2年生、保護者、高校教員、予備校担当者。参加には事前予約や申込みは必要なく、入退場自由。参加費も無料。開催日と場所は、6月4日に名古屋会場、6月11日に札幌会場。両会場とも、開催時刻は午後1時から午後5時まで。

◆4大学合同進学フェア
対象:受験生、高校1年生、高校2年生、保護者、高校教員、予備校担当者
参加費:無料
【名古屋会場】
日時:2017年6月4日(日)13:00〜17:00
会場:ウインクあいち10階1001、1002(各線名古屋駅よりミッドランドスクエア方面へ徒歩5分)
【札幌会場】
日時:2017年6月11日(日)13:00〜17:00
会場:ACU(アスティ45ビル16階)1605、1606(JR札幌駅より徒歩5分)

[リセマム 4/3(月) 17:15配信]
2017/04/01
大阪市立大学 公開講座〜市大に1日体験入学しませんか!?〜を開催
大阪市立大学に入学した気分が味わえる「市大授業」が、今年も4月29日(土・祝)に開催される。文系と理系に分かれて様々な分野の模擬講義が行われるので、興味のある講義を選んで聴講することができる。

ほかにも、文学部の学生と大学生活などについて語らうフリートークや、学術情報総合センター(図書館)の施設見学会が実施される。学問の現場を肌で感じられる絶好の機会。夢探しのための有意義な一日にしよう。

日時
4月29日(土・祝)13:00〜15:50(受付12:00〜)

会場
大阪市立大学 杉本キャンパス1号館

対象
高校生、予備校生とその保護者

定員
各講義150名(先着順)

申込方法
電子メール、ファックス、往復はがき、いずれかにて申込
受付期間:3月9日(木)〜4月21日(金)

参加費
無料

プログラム
文学部を知りたい人のための市大授業
自己という謎:「自分探し」の哲学?(哲学:佐金武講師)
ドイツ語圏の悩める作家たち(ドイツ語フランス語圏言語文化学:井絹子准教授)
都会はなぜ田舎ではないのか?(社会学:笹島秀晃講師)
文学部学生とのフリートーク!
数学や理科の好きな高校生のための市大授業
素数の不思議(数学科:佐野昂迪講師)
生活を彩る分子の世界(化学科:東海林竜也講師)
地質学からみる近畿の巨大地震と大規模土砂災害(地球学科:三田村宗樹教授)
宇宙プラズマの物理(物理学科:浜端広充准教授)
宇宙生物学への誘い―植物と重力(生物学科:保尊隆享教授)
大阪市立大学 公開講座〜市大に1日体験入学しませんか!?〜に関する詳細は、同大学のウェブページから。

〔2017/03/31 東進タイムズ〕

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2017/03/31
金沢大学に学生留学生宿舎「北溟(ほくめい)」が完成 -- 4月1日から運用開始
金沢大学(石川県金沢市)はこのたび、角間キャンパス内に日本人学生と留学生の混住宿舎「北溟(ほくめい)」を新設。4月1日から運用を開始する。これに伴い、3月28日にはオープニングセレモニーを開催。看板の除幕式や内見会などが行われた。


 金沢大学では平成23年度から、日本人学生と留学生が共に生活し、入居者全員が交流できる学生留学生宿舎の整備を行ってきた。これは、学生生活の支援と国際化による留学生の支援・受け入れ体制の強化を図ることを目的としたもので、平成24年9月にはI期事業として学生留学生宿舎「先魁(さきがけ)」(収容定員:104名)を整備。このたび「先魁」に続くII期事業として「北溟」(収容定員:200名)を整備した。「北溟」の名称は、平成29年3月に閉寮する金沢大学北溟寮を継いだもの。

 「北溟」は男女別シェアハウスとなっており、日本人学生2名と留学生3名の5名で1ユニットを共有。ユニットごとにリビングダイニングキッチンや洗面室、シャワールームを完備している。なお、居室は個室で、生活に必要な基本的な家具・家電が備えられている。

 宿舎の完成に伴い、3月28日にはオープニングセレモニーを開催。山崎光悦学長による挨拶や施設名称看板の除幕式の後、施設の内覧会が行われた。

 同大では、将来的な全学ビジョンとして、さらに学生留学生宿舎の整備を進め、国際化による留学生の支援・受け入れ体制の強化を図っていくとしている。

■金沢大学学生留学生宿舎「北溟」
【施設名称】 金沢大学学生留学生宿舎「北溟」(6〜9号棟)
【構造・階数】 RC造・地上2階(8、9号棟)、RC造・地上3階(6、7号棟)
【施設の面積】
 新営:3,856平方メートル
 住居棟(4棟):5人シェアx40ユニット(200人収容)

●金沢大学HPでの記事
 http://www.kanazawa-u.ac.jp/news/45547
●金沢大学の学生寮等について
 http://www.kanazawa-u.ac.jp/campuslife/livelihood/residence

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢大学総務部広報室
 TEL: 076-264-5024
  FAX: 076-234-4015

[大学プレスセンター 2017/03/31]
2017/03/30
世界大学ランキングの日本版発表 「教育力」を重視し高校の評判など反映、1位は…
 英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)を運営するTES Global社は、世界大学ランキングの「日本版」を初めてまとめ、3月30日に発表した。国内外の受験生の大学選びや大学改革に役立ててもらうことなどが狙い。日本のベネッセグループの協力を得て「学部の教育力」に焦点をあてた。総合ランキングは首位の東京大をはじめ研究型総合大学が多く入ったが、分野別では「教育満足度」首位に国際教養大学が入るなど教育を重視する大学もランクインした。(西健太郎)


「世界版」とは異なる指標で435大学を調査

 THE誌が発表する世界大学ランキングは、大学の研究費収入や論文被引用数など「研究力」に焦点をあてており、最新の集計ではランクインした980校中、日本の大学は69校。最高順位は東京大の39位だった。一方、今回発表された「日本版」は、国公私立435大学を対象とし、独自の指標で「教育力」を測ることを目指したという。具体的には、大学にデータの提供を依頼したり、ベネッセが実施するテストやアンケートの結果を活用したりするなどして(1)教育リソース(学生一人あたりの資金や教員数、合格者の学力、教員の一人あたりの論文数など)(2)教育満足度(高校教員へのアンケート)(3)教育成果(企業の人事担当者や研究者へのアンケート)(4)国際性(学生や教員に占める外国人の比率)―の4分野を設けて集計した。
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「総合」1位は東大、「満足度」は国際教養大

 4分野を総合した結果の1位は東京大。以下、(2)東北大(3)京都大(4)名古屋大と東京工業大。10位までは、世界ランキングの国内上位大学とほぼ重なる結果となった。一方で、分野ごとのランキングをみると、高校教員に大学の印象を尋ねたアンケート結果を反映した「教育満足度」では、すべての授業を英語で開講する国際教養大学が1位(総合ランキングでは20位)、独自のリベラルアーツ教育で知られる国際基督教大学が10位(総合15位)に入ったのが目立つ。外国人比率を反映する「国際性」は、立命館アジア太平洋大学が1位(総合24位)で、大阪経済法科大学、東京国際大学(総合141〜150位)と続いた。「教育リソース」は医科大学が上位10位中3校を占め、医学系の研究者の論文数や資金力が反映したとみられる。

次回は「学生満足度」加えるなど指標の追加を検討

 指標をみると、論文数や、研究費の獲得数など研究重視の大学に有利な項目もあり、総合順位にも影響したとみられるが、調査担当者は「研究に裏付けられた教育も重要」と説明する。ベネッセの藤井雅徳・大学・社会人事業本部長は「現時点では最高のものができた」としつつも、次回調査では、大学生に満足度を聞く調査を実施したり、学生の進路決定率を反映したりするなど、項目の追加を検討していることを明らかにした。


 THE誌のフィル・ベイティ編集長は「日本の大学の強みを世界に発信できる」と今回のランキングの意義を強調しつつ「日本の大学は、(外国人比率などの)国際的な多様性がアジアの中でも不足している。(少子化など)人口動態の変化にあわせること、独立性を高めること、他大学と差別化すること」が必要とも話した。
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 ベネッセの藤井さんは「東大、京大、大阪大が推薦入試などを取り入れるなど入試が多面的・総合的な評価に移行している。受験生も大学を多面的・総合的にみるきっかけになる。学部(の4年間)は教育の強い大学で学び、大学院は研究大学に進むという道もある」と、ランキングを大学選びの多様化に役立ててほしい考えだ。
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ランキングは順位の根拠を確かめて活用を

 (解説)ランキングは、調査項目や重点の置き方など設計により順位が大きく変動する。今回の日本版の順位をみる際も、集計の根拠となっている指標をふまえることが大切だ。また、高校生の進路選択の際には、学問分野や、受けたい教育内容により「よい大学」は異なるだろう。日本版の大学ランキングは、次回調査では指標の追加などの改善を目指しているという。高校生のニーズにきめ細やかに応える調査になるかが、進路選択の参考資料として定着するかのカギになりそうだ。

[高校生新聞オンライン 3/30(木) 17:06配信]

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